平成18年豪雪では、全国で152名もの方が雪に関わる事故の犠牲になりました。
豪雪年に限らず、毎冬に雪国では除雪作業中に事故が起きていて、その危険性の度合(リスク)が他の災害や一般労働災害よりも相当に高いことがわかってきました。
リスクを定量的に評価し、その意味を分析することで、適切な対策につなげています。
人的被害をもたらす雪害を人身雪害と呼んでいます。除雪作業中の高所から転落、落下してきた雪に埋没、除雪機械に巻き込まれる、雪崩、転倒・滑落などがあります。除雪作業中の発病も雪害事故に含まれます。
著者 | 論文名 | 雑誌・巻号・ページ | 発行年 |
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杉原 幸信,上村靖司 | 屋根雪下ろしに用いる雪中埋設型命綱固定アンカーの引張試験 | 日本雪工学会論文集,Vol.38 No.2, 41-46. DOI |
2022 |
上村靖司,増田宗一郎,杉木道明 | 除雪作業中のハシゴ事故の発生状況分析と安全ハシゴの開発 ※グッドデザイン賞受賞(2018) |
日本雪工学会論文集,Vol.35 No.3, 1-10. DOI |
2019 |
上村靖司,高田和貴,関健太 | 県別・市町村別の人身雪害リスクの比較 ※日本自然災害学会・学術賞(2017) |
自然災害科学, 34(3), 213-223. JSNDS WebSite |
2015 |
上村靖司 | 新潟県における人身雪害のリスク分析 | 雪氷, 65-2, 135-144. DOI |
2003 |
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