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Column アンカー問題(その2)

アンカーが無い!
屋根にアンカーって、確かに見たことがありません。
ということで、調べてみました。

ヤネロップ
太陽光発電パネルやアンテナ工事用の仮設アンカーです。両端の軒にコの字の金具を引っ掛けて主綱を張り、作業する反対側の屋根にロ―プを張って主綱の中央を止め、作業者の荷重を受け止めます。

安心金具(株式会社 鶴弥)
瓦葺きの屋根用の金具です。命綱用と銘打っていますし、強度試験も実施していますので、安全性は保障されています。部品の値段も比較的安そうです。ただし、当然ですが、事前の工事が必要です。

雪ラクボ
安全器具の大手、ミドリ安全製です。雪下ろし作業に特化して開発され、現地試験も繰り返しているので、実用性は高そうです。しかし、如何せん、部材が多くて複雑。素人向けではなくプロ仕様ですね。

ヤネロップはスマートで現場でも使いやすそうですし、値段もそれほど高くない(6万円弱)ので良さそうです。が、雪が積もった屋根でコの字の金具を軒にかけられるかどうか。なんともいえません。
安心金具は、一回取り付けてしまえば、劣化しない限り使い続けられます。新築の時に付けてしまえば、コストもそれほど高くなさそうです。しかし、この安心金具を雪が積もっている状態で探し当てるのが大変そうです。雪中宝探しゲームになりそうです。
雪ラクボ。アンカーを地面に設置するのですね。確実に手順通りやれば大丈夫だとは思うのですが、12もの部品群をすべて購入して(プロ仕様なので一点一点がお高めです)、しかも作業に入るまでの段取りがかなり手間がかかります。段取りしている間に、雪下ろし作業は終わってしまいそうです。

こんなアンカーが欲しい!
ということで、雪下ろし作業に適したアンカーに求めることを箇条書きにしてみました。

  • 当然、強度があって安全であること。
  • 積雪が1mぐらい積もっていても、見える(あるいは見つけやすい)こと。
  • 積雪が1mぐらい積もった屋根の上でも命綱を結びやすいものであること。
  • 一般の人が取り付けようと思えるぐらいの値段であること。
  • 家がすごくカッコ悪くならないこと。

こんなアンカーないかしら。

その3へつづく・・・

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