杉原幸信と上村靖司が一般社団法人北海道開発技術センターより、寒地技術賞(学術部門)を授与されました。受賞の対象となった論文は、杉原らが第39回寒地技術シンポジウムにおいて発表した「中分雪堤の内部滑り型崩壊の観測と検証」です。「寒地技術賞」は、我が国、特に積雪寒冷地における寒地技術の向上に著しく業績のあった個人、団体に、寒地技術賞を贈り表彰するものです。
【受賞の概要】
題目「中分雪堤の内部滑り型崩壊の観測と検証」
著者:杉原幸信,渡邉香歩,上村靖司 ,岩﨑伸一,荒川涼,町田敬
概要:関越自動車道(水上ICから小千谷ICの間)の中央分離帯には自然降雪と道路除排雪によって背の高い雪堤(雪壁とも呼ばれる)が形成されます。本研究では、関越自動車 湯沢IC付近で発生した中央分離帯での雪堤崩壊を実地踏査し、積雪のせん断強度の観点から崩壊の原因を検討しました。